1.イースター島の基礎知識
◎イースター島って?
イースター島は、南米チリ本土から西に3,600km離れた場所にあります。
イースター島と聞くとモアイ像をイメージしますが、島には火山やきれいなビーチなど
アクティビティも豊富です。また年間の平均気温がだいたい20~22℃くらいで、
気温差4~5℃くらいしかないので比較的過ごしやすいと思います。
◎イースター島ってお金がかかりそう??
イースター島に入るには、入島料54,000チリペソが必要になります。
それ以外は島での滞在費だけなのですが、観光するのにレンタカーが必要だったり、
外食すると高かったりと、イースター島での過ごし方で費用の掛かり具合がかわってきます。
うまくメンバーを見つけられれば、レンタカーもシェアできて、
食事も自炊を心掛ければ安く抑えられます。
◎チリ、サンティアゴから飛行機
イースター島へ行くには、飛行機の手段しかありません。
航空会社はLATAMが独占しています。
世界一周周遊券の人は気にしなくても大丈夫ですが、
自分たちで行く場合は、飛行機代が高いので覚悟が必要です。
飛行機代は時期と購入するタイミングで変わってきます。
島の祭りがある2月頃は高いので、祭りを見る予定がない人は避けたほうがいいです。
後は出来るだけ早く航空券を購入することです。これに尽きると思います。
2.イースター島旅行の注意点
◎イースター島で何をしたいか
イースター島は、大きな島ではありませんが、徒歩で観光スポットは回れません。
ですので、レンタカーを借りる必要があります。
その際自分たちの行きたいところを明白にしてプランニングしておいた方がいいです。
イースター島の滞在日数にも影響してきます。
行ってみるとわかるのですが、イースター島は意外に観光スポットが多いです。
悔いなく楽しむためには、したいことのリストアップをしてみてください。
◎最低でも1週間は滞在したいイースター島
自分たちは約2週間イースター島に滞在しました。
当初、2週間は長いかなっと思っていたのですが、
あっという間に時間が過ぎてしまいました。
イースター島の観光の目玉はモアイ像だと思いますが、
モアイ像以外にもたくさん遊ぶところがあります。
2週間も時間が取れなくていいとは思いますが、
イースター島を楽しむには、最低1週間は必要だと思います。
◎食材の持ち込みが必要
イースター島で外食しようとすると、かなり高いです。
物価は本土の1.5倍から2倍くらいです。
ですので、イースター島では2週間のうち一度も外食せず、自炊をしていました。
パスタ麺、お米、お酒などある程度は持ち込むことをおすすめします。
外で食べたと言えば、エンパナーダくらいです。
イースター島のエンパナーダは、有名ですし美味しいので食べてみて損はないと思います。
3.イースター島のおすすめ観光、みどころ
◎イースター島 一番の観光スポット「トンガリキ」の朝日
イースター島と聞くとよくイメージする15体のモアイ像。
それが「トンガリキ」です。朝日を見るために観光客が集まり、
みんなで日の出を見るスポットです。
日中にみる「トンガリキ」ももちろん素晴らしいですよ。
イースター島観光で外せないスポットNo1です。
◎イースター島でやりたかったモアイ巡り
イースター島内にはたくさんモアイ像をみるポイントがあります。
レンタカーを一日借りてモアイ像巡り。これも楽しいと思います。
倒れているモアイ、海を向いているモアイ、モアイ製造所など、
イースター島に行けばモアイ三昧の日々が待っています。
◎イースター島にある火山湖へ
ちょうどイースター島に行った時期に流行っていた君の名は。
その舞台にも似ているということで話題になっていたオロンゴ火山湖。
まさかイースター島に火山があるとは思っていませんでした。
大自然が作り出したクレーター、なかなかよい景色をみることができます。
◎イースター島のビーチでバーベキュー
イースター島の中心地からレンタカーで行かないといけない距離にあるビーチ。
モアイ像もありシュノーケリングできます。
また、バーベキューをするスペースもあるので、
土曜日、日曜日は地元の人やチリ本土からくる人などで賑わっています。
イースター島の海なんて全然期待していなかったけど、きれいで楽しめます。
ただ、一番は海の透明度より島の雰囲気が最高でした。
◎イースター島の中心部バンガロアで遊ぶ。ウミガメにも会えるかも?
イースター島の中心部バンガロアも楽しいスポットがあります。
まずはエンパナーダとお土産巡り。暑くかったら海へ行けば泳げます。
この辺りの海でウミガメにも遭遇しました。
ちなみにビーチのそばにショップがあるので、
そこでサップやサーフボードも借りることができます。
そして夜は、ラパヌイの伝統舞踊、カリカリダンス。
毎日充実した日々を送れるのがイースター島の魅力です。
4.イースター島の食事
◎外食は高いので、基本は自炊がおすすめ
外食をしていないので、ディナーのことは全く分かりません。
ただ、イースター島にきてぜひ食べてみてほしいのが、エンパナーダとパイナップル。
中にマグロやタコなど海鮮入っています。値段が少し高いですが、味も美味しいです。
後、おすすめなのがパイナップル。
アフ・アキビというモアイ像の前の小さなお店にあります。
ここで食べたパイナップルは、甘みがやばかったです。
ここもおすすめです。
金目鯛の煮つけ。イースター島内では魚が手に入りますので、
料理のバリエーションも増やせると思います。
5.イースター島の宿
◎宿は予約すべき?直接行くべき?
イースター島には有名な日本人宿、ハレカポネがあります。
オーナーが日本人なので安心できます。
ただ、部屋が8つしかないのでここに宿泊するなら早めに事前予約をしてください。
直前だと予約が一杯になっていることが多いです。
もう一つおすすめの安宿がキャンピングミヒノア。
テント泊なのですが、おすすめの理由はキャンプサイトから夕日を眺めることができます。
イースター島のゆっくりとした時間の流れを感じるならキャンピングミヒノアがおすすめです。
キャンピングミヒノアの予約はbookimg.comからできますが、
webからだと高いので、直接値段交渉したら安くなります。
テントを持っていなくても宿泊できます。
イースター島での宿をどちらにするか悩んでいる人、両方宿泊してみてください。
ハレカポネに行けばレンタカーシェアメンバーを集めやすいですし、
キャンピングミヒノアにも、日本人もいますしロケーションが最高にいいです。
おすすめプランは、ハレカポネに3,4日泊して、その後キャンピングミヒノアに移動です。
6.イースター島内の移動
◎イースター島内の移動はレンタカーがおすすめ
イースター島内の移動手段の選択肢としては、
レンタカー、レンタバイク、自転車などがあります。
自転車は正直おすすめしません。暑いし時間もかかってしまいます。
レンタバイクも使用してみましたが、イースター島の路面状態が悪いので運転が大変です。
なので、一番のおすすめはレンタカーです。
レンタルバイク:約5,000~5,500円/日
レンタカー:約8,000~10,000円/円
7.イースター島にかかる費用
◎約2週間でかかった費用 (1ドル=114円)
航空券:59,076円
入島料+ツーリストカード+イザベラ島入島料:10,000円
宿代:15,980円
食費:13,985円
観光:9,176円(レンタカー代含む)
その他:5,245円
計113,462円
航空券を除けば、2週間くらいで54,386円。
航空券が高かったけど滞在費はそこまでかかっていない印象です。
お金がかかるのはダイビングとレンタカーくらい。
レンタカーもみんなでシェア出来れば安く抑えることができます。
8.その他
◎イースター島のATM情報
自分たちはイースター島でATMを使用しなかったのですが、
使用しているひともいたのであります。
手数料も高いと思うので、
チリペソの準備はチリ本土でしてきたほうが絶対に安心です。
◎イースター島のお土産
イースター島のお土産は、行くまで期待なんてしていませんでした。
実際来てみるとモアイに愛着も湧いてきて、
ステッカー買ったり、モアイのマイボトルを買ったりと
衝動買いしてしまいました。
お土産の分もちゃんと予算組みしていたほうがいいですよ。
2週間滞在したイースター島。メンバーにも恵まれて本当に楽しかったです。
モアイ像見て帰るだけって思っていたイースター島。大きな間違いでした。
ビーチ、夕焼け、朝日、バーベキュー、トレッキングなど毎日忙しい日々でした。
サンティアゴに比べると治安も安心です。
イースター島は、高い航空券を出してでも行く価値があると思います。
時間の取れない人は1週間でもいいので、行ってみてください。