パタゴニア 旅行、ルート、費用、ベストシーズンまとめ

パタゴニア旅行・ルートについて

南米にきたらパタゴニアにも行きたいですよね。

短期旅行でもパタゴニアかなり楽しめるし、見どころが多いエリアです。

でも、そもそもパタゴニアってどこにある?

移動をどうするか?ルートはどうするか?費用はどれくらい?

色々と頭を悩ますことが多いと思います。

パタゴニア旅行の観光スポット、ルート、移動、ベストシーズン、

費用について考察していきます。

 

パタゴニアのルートについて

パタゴニアとはどのあたりのことを指すかというと、

赤丸をしたエリアです。結構広いんです。

ウィキペディアの説明だと南アメリカ大陸の南緯40度付近を流れる

コロラド川以南の地域の総称と記載されていました。

このパタゴニアの主要観光地を全部回るとすると

1週間あっても足りないかもしれません。

パタゴニアを大きく北側と南側で分けて、説明をしていきます。

 

パタゴニアの北部ルートについて

自分たちは、チリ側のパタゴニアの玄関口プエルトモントから、

パタゴニアの旅を出発しました。(サンティゴ、パルパライソからバスがあります。)

自分たちは行かなかったのですが、プエルトモントからチロエ島も往復可です。

プエルトモントのあとは、アルゼンチン側のバリローチェへ向かいました。

この辺りはまだ、氷河があるわけではないのですが、

プエルトモントは、サーモンの養殖、

バリローチェはチョコレートやアクティビティが豊富、

など、それぞれ良さがありました。

 

詳細は後ほど記載しますが、

自分たちはバリローチェでレンタカーを借りました。(5人でシェア。)

そこからバリローチェ→(ぺリトモレノ)→(チレチコ)→マーブルカテドラルがある、

トランキーロまで行きました。

 

パタゴニアの南部ルートについて

トランキーロの次に向かったのが、エルチャルテンです。

ここは、パタゴニアロゴで有名なフィッロイ山があるところです。

フィッロイ山で1泊2日でトレッキングした後は、エルカラファテに行きました。

その後は、エルカラファテを中心に、パイネ、プエルトナタレスを観光しました。

 

バリローチェからエルカラファテまでは、5日。

テント泊と車中泊で飛ばしました。

スケジュールの関係上、パイネ、プエルトナタレスを

あまりのんびりできなかったのが、残念でした。

 

のんびり回るなら、ここまでで2週間くらいは見ておいた方がいいかもしれません。

パタゴニアは、天候との勝負でもあります。

いい景色をみたいなら天気待ちもしなければなりません。

 

エルカラファテでレンタカーを返却して、

ウシュアイアまでバスを利用。その後は飛行機でブエノスアイレスへ向かいました。

自分たちはパタゴニアを南下していきましたが、

北上するルートでもいいと思います。

 

パタゴニアの移動 バス&レンタカー

当初プランニングをしていたときは、

プエルトモントからすべてバスで南下していこうと計画していました。

ただ、数点ネックなことがありました。

●バスでも意外と費用がかかる。

●時間も宿泊代もかかる

●マーブルカテドラルが行きにくい

 

ただ、レンタカーで行くにしてもネックなことがありました。

●借りた国で返さなければならない

●レンタカーでウシュアイアまで行きにくい

●乗り捨て費用がかかる

●メンバーを集めないといけない。

 

違う旅友達は、サンティアゴで借りて、往復したメンバーもいました。

(ウシュアイアには、行かなかったみたいです)

 

結果メンバーが5人集まったので、レンタカーで行くことにしましたが、

レンタカーで行ってかなり楽しかったです。

 

パタゴニアの移動 レンタカーがおすすめ

レンタカーで行って良かった点の一つが満点の星空が見れたから。

日中は観光して、夜に移動することが多かったのですが、

途中車を止めてみた星空がもう絶景でした。

周りには人も車もこないので、自分たち5人。

このシチュエーションがたまりませんでした。

他にも、チレチコからトランキーロへ向かう道中がたまりませんでした。

もし人数が集まりそうなら、レンタカーでパタゴニアを回ることをおすすめします。

 

レンタカーを借りた場所(バリローチェ)

CONCEPTO PATAGONICO S.R.L.

Rolando 157 Oficina “18” Galeria Fenoglio.

(8400) S.C. de Bariloche

TEL:+54294-4437781

what'sup:+54294-4664714

詳しいことは忘れてしまったのですが、

Bartolome MItre(チョコレートのお店がたくさんある通り)

ここの奥まったところのオフィスで探しました。

 

※レンタカーを借りるときの注意点

・必ずアルゼンチン、チリ側どちらも車で行き来する旨を伝えてください。

車で国境を渡るときにもろもろ書類が必要になります。

それをレンタカー会社で準備してもらう必要があります。

レンタカー会社によっては、対応していないところもありました。

 

パタゴニアのベストシーズン

パタゴニアのベストシーズンは、12月から3月です。

パタゴニアに行くなら絶対といっていいほど、このシーズンに行くべきです。

この時期がおすすめ理由は、これ以外の時期に行くと、

宿やレストランが閉まっていたり、交通機関が動いていなかったりします。

思い通りに行きたいところに行けなくなります。

パタゴニアに旅行する際は、

12~3月のベストシーズンの間で計画をしてください。

 

パタゴニアのおすすめ旅行・観光スポット

パタゴニアで訪問した街とおすすめの観光スポットを

ダイジェストで紹介していきます。

 

パタゴニアの玄関口 プエルトモン

サーモン養殖の街として有名なプエルトモン。

南下していく人は、チリのサンティアゴやパルパライソらへんで

すでに海鮮三昧の日々を過ごした人が多いのか、飛ばすことが多い印象です。

自分たちも1日だけの宿泊だけでした。

この街では、アンヘルモ魚市場に行ったくらいで特に大きな見所がないですが、

チリ側のパタゴニア玄関口として、ここからスタートさせるのもいいと思います。

 

アクティビティの公庫 バリローチェ

南米のスイスといわれるバリローチェ。ここは自然が多く、キャンプしたりカヤックしたり

いろいろとアクティビティが多く、欧米人にも人気の街です。

ただ、アルゼンチンの物価もあり、何をするにも高いのがネック。

自分も何かアクティビティをしたかったのですが、断念。

結局、カンパナリオの丘に登ったくらいでした。

他にはチョコレートが有名ですね。

個人的にはバリローチェで食べたステーキが、アルゼンチン牛でNo1だったので、

バリローチェに行った人にはぜひ食べてみてほしいです。

 

チリの秘境 マーブルカテドラルへ

レンタカーでパタゴニアを回ったから行けた観光地、マーブルカテドラル。

おそらくバスだと面倒で行っていなかったと思います。

マーブルカテドラルは、日本で見る写真以上のものではありませんでしたが、

ここにたどり着く過程の景色がとてもよかったです。

そして何よりもマーブルカテドラルのツアーが激安なのが助かりました。

レンタカーでパタゴニアを回る予定がある人は、

行ってみてもいいかもしれません。

 

パタゴニアといえばここ!エルチャルテン

パタゴニアに行く目的の一つ。エルチャルテンで、フィッロイ山を見る。

ここだけは外せないですよね。

フィッロイ山へ行くには、日帰りとキャンプ泊とありますが、

断然キャンプ泊がおすすめです。

日帰りだと、夜中に出発して山をのぼっていないといけません。

その点、キャンプ泊なら時間も体力も余裕が出来ます。

 

パタゴニアのもう一つの目玉!氷河トレッキング

カラファテにある、ぺリトモレノ氷河。

国立公園で氷河だけみるもいいですし、氷河トレッキングもいいです。

予算が許すなら氷河トレッキングツアーがおすすめです。

氷河を歩かないとわからない氷河が解けた水のきれいさ。

これも絶景の一つでした。

トレッキングツアーもミニとビックアイスと2種類ありますが、

できればビックアイスに参加したほうがいいと思います。

 

世界の果て、ウシュアイアへ

最南端にあるウシュアイア。

南極へ行く人の拠点なので、南極へ行く人以外は飛ばしてしまう人もいました。

ウシュアイアには、いくつか観光スポットがありますが、

自分たちはフエゴ国立公園に行きました。

世界最南端の郵便局やアラスカから続く国道3号線の終点地点があったりと

そこそこ楽しめる街だと思います。

 

ここ以外には、パイネ、プエルトナタレスも有名な観光スポットです。

自分たちは行っただけで、パイネの登る時間がなかったので、

ここはまた次回チャレンジしたいと思います。

 

パタゴニアでかかった費用

◎約2週間でかかった費用 (1ドル=114円)

宿代:15,809円

食費:18,646円

移動:13,736円

ツアー代:41,983円

レンタカー:41,406円

その他:5,040円

計136,620円
予想通り全体的に高かった印象のあるパタゴニア。
まずは食費。外食するとかなりかかるので、自炊が多かったですが、

アルゼンチン肉にハマり、スーパーでも大量に買っていました。

ツアー代は、氷河のトレッキングが高かったです。

ミニトレッキングだともう少し安いのですが、

自分達はビッグアイスにしたのが3万以上はかかりました。

レンタカー代も乗り捨て代が高くつきました。

1人約42,000円。でも楽しかったので後悔はありません。

そのおかげでマーブルカテドラルにも行けました。

ちなみに当初バスでパタゴニアを回った時のバス代の見込みも紹介します。

※参考程度にしてください。

「移動」
サンティアゴ-プエルトモン間
バス会社: Chider
時間: 20:30発-翌9:30着
料金: 10,000チリペソ(1,900円)/1人

プエルトモン-バリローチェ間
バス会社: Andesmar
時間: 8:30発-16:30着
料金: 15,000チリペソ(2,850円)/1人

バリローチェ-エルチャルテン間
バス会社: TAQSA
時間: 12:30発-翌11:30着
料金: 1,580アルゼンチンペソ(21,668円)/1人

エルチャルテン-エルカラファテ間
バス会社: Chalten travel
時間: 7:00発-10:30着
料金: 225アルゼンチンペソ(3,085円)/1人

エルカラファテ-プエルトナタレス間
バス会社: Turismo Zaahj
時間: 8:00発-14:30着
料金: 400アルゼンチンペソ(3,555円)/1人

プエルトナタレス-ウシュアイア間
バス会社: BUSES PACHECOとLIDERの2社を利用
時間: 7:30発-22:00着
料金: 35,000チリペソ(6,650円)/1人

 

※パタゴニアに行く前に準備すること ~費用面~

アルゼンチンはとにかくATMの手数料が高いです。

それに加え少額しか引落しができません。

パタゴニア地方がお金がかかるので、

毎回ATMで引落していると大変なことになるので、

必ず多めにドルを持っていきましょう。

ドル→アルゼンチンペソは、

バリローチェにあった両替所は、

まだレートがよかったです。

 

おすすめパタゴニア旅行ルート

1.パタゴニア南部の主要ポイントだけ回る

→時間もお金もない人は、これが一番いいと思います。

エルチャルテン、エルカラファテ、パイネ辺りを回って

余裕があればウシュアイアまで足をのばしてもOKです。

 

2.サンティアゴ/ウシュアイアからバスで回る

→これは、お金もかかるし時間もかかります。

もう1ヵ月かけてのんびりしたい人向けのプランですね。

バスで回るなら毎日バスがない場所もあるので、

スケジュールには余裕をもったほうがいいですね。

 

3.レンタカー&バスで回る(プエルトモント)

→個人的にはこれが一番おすすめです。

レンタカー費を抑えたい人は、チリで借りてチリで返す。

アルゼンチン側は、レンタカー代も高いです。

レンタカーも探せば、サンティアゴ、プエルトモン、バリローチェと

借りることができるので、

自分たちにプランにあった場所で借りるのがいいと思います。。

 

4.パタゴニアだけチャリダーになる。

→パタゴニアに来るとチャリダーによく出会います。

実はバックパッカーでもチャリダーでパタゴニア回れます。

チリのサンティアゴでチャリダーに必要な道具を

揃えることができます。

 

以上、パタゴニア旅行、ルート、費用、ベストシーズンのまとめでした。

今回は2回目のパタゴニア旅行でしたが、

それでも楽しかったです。

もし行ければもう一回くらいは行きたいなと思う場所です。

 

世界一周ブログ TOPページはこちら