ガラパゴス 旅行、観光、費用まとめ

1.ガラパゴス諸島の基礎知識

◎ガラパゴス諸島ってどこ

ガラパゴス諸島は南米のエクアドル本土から西に約1,000km離れた場所にあります。

ここに100を超える小さな島が点在しているのですが、そのうち有人島が4つあり、個人で回れる島は3つあります。

世界遺産にも登録されていて、アシカ、イグアナ、ゾウガメなど

たくさんの動物を身近に見ることができるのが魅力の一つになっています。

 

◎何かとお金がかかるガラパゴス諸島

ガラパゴス諸島に入るのに、入島料が100ドル必要になってきます。

これ加えて、ツーリストカードが20ドル。

ガラパゴスに入るだけで120ドル必要になってきます。

さらに各島を結ぶ連絡船が一回30ドル。

航空券も含めるとなんだかんだお金がかかります。

ただ、滞在している間は自炊をすれば意外にお金がかかりませんでした。

ガラパゴスでかかった費用は後のほうに記載しているので参考にしてみてください。

 

◎キト、グアヤキルから飛行機

ガラパゴス諸島へ行くには、飛行機の手段しかありません。

昔はペルーのリマからも便があったようなのですが、

今はエクアドルのキトかグアヤキルからの便しか飛んでいないです。

料金的にはグアヤキルから飛んだ方が安いので、

面倒ですがキトからグアヤキルまでバスで移動してから

グアヤキル発でガラパゴスを目指すのもいいと思います。

 

2.ガラパゴス諸島旅行の注意点

◎3つの島を効率よく回る

ガラパゴス諸島は、個人で回れる島が3つあります。

それぞれ特色も雰囲気も違うので3つの島すべて行くのがおすすめ。

そこで注意するのが、飛行機のインとアウトの島。

理想は、「サンタクルス島」にイン。「サンクリストバル島」でアウトです。

そうすれば一回分の連絡船代30ドルがうきます。

飛行機をとるときに必ず注意してください。

 

◎のんびりしたい人は2週間必要

自分たちは約2週間ガラパゴスに滞在。

サンタクルス島4泊、イザベラ島4泊、サンクリストバル島5泊です。

移動日もあるので、ぞれぞれ島3~4日程度観光した感じですが、個人的にはちょうどよかったです。

正直1週間だけだと、3つの島を回るとかなり駆け足になってしまいます。

ガラパゴス諸島に行くのを検討している人はぜひ、2週間を目安するとのんびり過ごせると思います。

 

◎食材の持ち込みが必要

ガラパゴス諸島は外食が高いので、基本自炊がおすすめ。

エクアドル本土から食材を購入してくるのがいいのですが、

野菜や果物は、ガラパゴス諸島の生態系を壊すため持ち込みが禁止されています。

手荷物検査で厳しくチェックされるので注意してください。

 

3.ガラパゴス諸島のおすすめ観光、みどころ

◎のんびり過ごしたい人は、イザベラ島

3つの中で一番田舎でかつ一番のんびりできる島、それがイザベラ島です。

イザベラ島の主な観光は、シュノーケリングとゾウガメ保護センターの2つくらいです。

ここでは、アシカ、ペンギン、イグアナ、ウミガメ、ゾウガメなどを見ることができました。

後、街には小さい商店があり、そこで食材を購入するのですが、

日によっては品薄になっている日もありました。

ここは冷凍魚しか売っていなかったので、魚はほとんど食べていません。

純粋にシュノーケリングを楽しんでのんびりする島だと思いました。

 

◎魚市場で魚三昧、サンタクルス島

ガラパゴス諸島のイメージと言えば、ペリカンやアシカが魚市場で餌をもらっているシーンでした。

それが見れるのが、サンタクルス島です。

魚市場に行けば、マグロやタコなど生魚が食べれます。

ここで購入して自炊して食べる。そんな幸せなことができるサンタクルス島。

スーパーもあり食には全く困らなかったのですが、

海で遊ぶとなるとあまり楽しめない島です。

観光スポットとしては、ゾウガメがみれるエル・チャット、ダーウィン研究所、魚市場です。

 

◎動物にたくさん会いたい人は、サンクリスバル島

個人的に3つの島の中で一番よかったのが、サンクリストバル島。

食事も困ることはないし、海もたくさん。それに一番動物に会えたのがここでした。

イザベラ島では見れなかったウミガメも見れて満足できました。

観光スポットもほとんど海ですが、エリアによって見れる動物が違うので

何日かに分けていくのがおすすめです。

 

4.ガラパゴス諸島の食事

◎外食は高いので、基本は自炊がおすすめ

ガラパゴス諸島滞在中、数回外食をしましたが安ければ4,5ドルで食べれますが、

普通に食べると10ドルくらいします。

入島料やツーリストカードでかなり費用がかかっているので、

出来るだけ食費を抑えるのに自炊は必須です。

 

◎持って行ってよかったものリスト

食費を抑えるためエクアドル本土からも持ち込んでよかったもの。

●トマト缶

→主にパスタ用に使用しました。

●インスタントラーメン

→お昼にサクッと食べれて助かりました。

●わさびとしょうゆ

→魚を買って刺身にして食べるのにマストアイテムです。

米もパスタも持って行って損はないと思います。後、お酒好きの人はお酒も持って行った方がいいかも。

 

5.ガラパゴス諸島の宿

◎宿は予約すべき?直接行くべき?

宿はbooking.comか島について歩いて探したりとその時々で変えていました。

基本は、島について宿を探しても宿がないということはありません。

島自体もそこまで広くないので、歩いて探しても苦ではありません。

ただ、安い宿は人気なので一杯になっていることも多かったです。

印象としてはbooking.comで予約すると少し高い印象があったので、

島についてから宿を探して直接値段交渉したほうが、安く泊まれると思います。

 

サンタクルス島の宿情報はこちら

イザベラ島の宿情報はこちら

サンクリストバル島の宿情報はこちら

 

6.ガラパゴス諸島内の移動

◎連絡船は往復購入がお得

ガラパゴス諸島について一番初めにしたこと。それが連絡船のチケット購入。

片道30ドル。なかなか値引きをしてもらえないとの話の通り、

いくつか代理店を回りましたがどこも値引きをしてもらえませんでした。

唯一値引きをしてくれるのが往復での購入。

日付も決めて購入したので、ガラパゴス諸島でのスケジュールは予め立てておいた方がいいです。

 

◎島内は移動は、基本タクシー移動

島の中での移動は基本タクシー移動になります。

何度か海以外の観光もしたときは、タクシーをシェアーしました。

タクシー代は結構かかるので、シェアできるメンバーを探しておいたほうがいいかもしれません。

 

7.ガラパゴス諸島にかかる費用

◎約2週間でかかった費用 (1ドル=114円)

航空券:39,750円

入島料+ツーリストカード+イザベラ島入島料:14,820円

宿代:22,230円

食費:9,144円

連絡船:9,120円

ツアー代:5,130円(カヤックツアーに参加)

その他:6,534円

計106,728円

航空券を除けば、2週間くらいで67,000円。十分高いけど、手が出ない金額だと思います。

自分たちはカヤックツアーしか行かなかったけど、

これにダイビングをするとまた金額が上がってきてしまいます。

ただ、ガラパゴス諸島は高い!というイメージがありましたが、そこまでな気がします。

(他にも高い離島はたくさんあります。)

そう考えると思い切って行ってみるのも悪くないと思います。

 

8.その他

◎ガラパゴス諸島のATM情報

自分たちはガラパゴス諸島でATMを使用しなかったのですが、

イザベラ島などでは見かけなかった気がします。

ドルの準備はエクアドル本土でしてきたほうが絶対に安心です。

 

◎ガラパゴス諸島のお土産

ガラパゴス諸島にきてびっくりしたのがお土産のかわいさ。

これまでそんなにたくさんお土産を買ってこなかったのに、

ガラパゴス諸島では、T-シャツにステッカーなど結構衝動買いしてしまいました。

お土産の分もちゃんと予算組みしていたほうがいいですよ。

 

2週間滞在したガラパゴス諸島。天候にも恵まれて本当に楽しかったです。

自分たちはダイビングをしなかったけど、ダイビングも楽しそうでした。

来るまではここまで楽しい島だと思っていませんでしたし、

エクアドル本土と違い治安面もかなり安心できます。

ガラパゴス諸島は少し高いなーと思っている人も、

来てみると後悔はしないんじゃないかなと思うので、機会があれば行ってみてください。

 

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