パラグアイの電力を賄うイタイプダム
イタイプダムは、ブラジルとパラグアイの国境のパラナ川にあります。
中国の三峡ダムに抜かれてしまったもの現在世界第2位の発電容量のダム。
この電力はパラグアイで使用する電力100%を賄い、残った電力をブラジルに売却しています。
ブラジルの約20%は、イタイプダムの電力を使用しているので、かなり大きな電力です。
ここはブラジル側で見るとお金がかかるのですが、パラグアイ側で見ると無料。
社会見学のような雰囲気で見ることができ、イグアス移住区からも日帰りで行けます。
イグアス移住区からイタイプダムの行き方
1.イグアス移住区からシウダーデルエステ方面のバス 4km地点で降車。
PUMAのガソリンスタンドのところです。
2.高架下をくぐり、反対車線に移動。100mほど歩くと小さいバス停があります。
標識はないけど、人が何となく集まっているところです。
3.Hernandarias(エルナンダリア)行きのバスに乗車。
乗るときに「itaipu binacional(イタイプ ビナシオナル)」に行きたいと伝えておけば
近くなると教えてくれました。
4.降りるポイントが少しややこしいですが、このパラグアイ国旗を超えたあたりにある
バーガーキングが見えて来たら降りるポイントです。
そこから徒歩2,3分歩いたところにあります。
ほぼ貸し切りイタイプダム ビジターセンター
イタイプダムビジターセンターに到着すると、受付を探しダム見学をしたい旨伝えます。
このときパスポートの提示が必要です。
ちなみに見学ツアーは1時間に1回程度あったと思うのですが、
昼間は休憩でやっていなかった気がします。
出来ればイグアス移住区を早めにでて午前中に着くようにしたほうがいいです。
自分たちは8時過ぎにはイグアス移住区を出発しました。
イタイプダム見学の初めは、映像でイタイプダムの紹介があります。
この日は自分たち2人だけ。貸し切り状態です。
映像はよくできていて意外に楽しめたし、内容も少しだけ理解できました。
映像紹介が終わった後は、バスに乗ってダム見学。
まず向かったのがここ。この日は放水していませんでした。
年に数回しか放水はしないようです。映像で見た限りだと放水時はかなりの迫力です。
次は水力発電所の内部を少しだけ見学。
すっとガイドの人がついてくれて、英語も話せたので質問があれば答えてくれます。
20本ある貯水槽を車で横切ります。
パラグアイ10本、ブラジル10本と番号で分けているようです。
イタイプダムを上から見学。無料で見学できた割にはそこそこ見応えのあるところでした。
総建設コストが約90億ドルもかかり、パラグアイの総電力使用量をここで賄っていると
思うと無料見学できるのはお得だと思います。
どうしてもって訳ではないけど、時間がある人にはおすすめの観光スポットです。
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